モンテ・クリスト伯
いよいよ、今日モンテ・クリスト伯 華麗なる復讐。最終回。
毎週毎週表情の異なる大倉くん演じる南条幸男が見れたこと、幸せだったなあ。
鳴かず飛ばずの売れない俳優。すみれに想いを寄せるも振り向いてはくれない。何も上手くいかない幸男が海外からの逆輸入俳優として輝かしいデビューを果たす。そしてずっと想いを寄せていたすみれも手に入れ、幸せな家庭を手に入れた。
その裏で、暖を裏切り、香港でマフィアと関わり、黒い闇を抱えたまま俳優として、父として、夫として過ごしていた。
いやー、いろんな姿が見られて本当に楽しかった!!!!
そして何より、ストーリーが面白い。
大倉くん目当てで見始めたが、ストーリーが面白くて普通に見入ってしまった(笑)
起承転結というか.....常にハラハラさせられたし、このコンプライアンスだなんだ言われている時代にあそこまでエグみの強いシーンはある意味刺激的だった。
幸男の1番しんどいシーンは1日で撮ったと大倉くんと高橋くんというラジオで大倉くんは話していたけど、本当にしんどかっただろうなあと。
40分近くラジオでドラマの話をしたり、2週連続で「このドラマチームに入れて幸せなこと」(ニュアンス)と発言していて、大倉くんがそう思うなら、こっちも幸せだよ!!!!という気持ち。
「南条幸男」という闇の深い役を貰ってきた大倉忠義かっこいい!!!!すき!!!!
本当に南条幸男を演じる大倉くんは別人。
アイドルオーラは一切なく、段々と目が死んでいく。光がなくなっていく。
なかなかアイドルを本業としている俳優には難しい役柄だなと思う。
気持ちの切り替えもとても大変だったとは思うけど、とても見ていて楽しかった。お疲れ様でした。
内容としては、初めは幸せで暖かい部分から入ってきたからこそ、裏切りや人間の汚い部分がとても目立って見えてきて、深みが増してきたなと感じた。
復讐もまさに華麗であり、スマート。これもまた、ディーンフジオカという配役が素晴らしいよね(笑)
正直拷問のシーンや牢獄でのシーンは見ていられないぐらい苦しくて悲惨で汚くて悲しかったけど。
忘れられないのは脱獄して銀行で汚い身なりで名前を言うシーン。
うわ、復讐始まる。
と、ゾクゾクした。
幸男とすみれのシーンもとても好きだった。
あすかと3人で家族団欒があったり、まさかのバックハグがあったり(ご馳走さまでした)涙するシーン、怒るシーン。いろんな幸男がいたなあ。
話し出すとキリがないのでこのへんにしてこう。
しかし、まだドラマは終わっていないのでね。
21時から2時間拡大最終回。
とっととやること終わらせて見ましょう。
最後の南条幸男を。